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姫路市 澄んだ音色 世界へ響け     小西 智さん
2010年7月号に掲載

 

 口笛奏者の小西智さん(写真)が5月、中国の青島大学であった「第37回IWC世界口笛大会」に出場した。成人の部予選で「アルルの女」など2曲を演奏。何度も沸き起こる拍手に手応えを感じたが、入賞はできなかった。小西さんは「世界のレベルにふれ、自分に足りない技術がわかった」と話す。
 
 口笛は幼いころ、兄に教わった。癖のように吹いていたが、2年前、テレビで口笛大会があることを知り、興味を持った。昨年3月に大阪府であった「日本オープンくちぶえ音楽コンクール」に初出場で4位入賞。快挙は口コミで広まり、イベントへの出演依頼が来るようになった。個人的な趣味が、喜ばれる音楽になった。4年前に発症した全身脱毛症も、人前で演奏するうち、気にならなくなった。
 
 3オクターブの音域を、澄んだ音色が自在に行き来する。息を切らずに音程を変える奏法「ウォーブリング」に取り組んでおり、テンポの速い曲「チャルダッシュ」で、再び世界をめざす。「上位入賞は、聞いてくれる人、応援してくれる人への恩返しでもある。これからも一つひとつの曲を丁寧に、感謝の気持ちを込めて演奏したい」

079(266)7627 







加古川市 心に染みる尺八の音色     五孔の会 2010年7月号に掲載

 

 加古川市の岩本創山さんら5人は、尺八では珍しい女性師匠の、都山流、故・柳内童山さんの指導を受けた。全員30年以上の豊かな経験がある。現在は仕事の都合で東京や名古屋に住むメンバーもいるが、毎年8月に集まり、加古川市で演奏会「五孔の夕べ」を開いている。
 
 尺八といえば、虚無僧が一人で静かに吹くようなイメージだが、ステージでは二重奏、三重奏といった合奏もある。ゆったりと、また力強く、緩急を織り交ぜての迫力がある演奏だ。
 
 岩本さんは「尺八は音に幅があり、音色の変化と間で演奏します。芸を磨くには良い師匠、良い仲間、良い弟子の三要素が必要で、指導することでわかることもあります。心に染みる音を出せるよう練習しますが、やればやるほど大変です」と話す。明石市の寺岡憧山さんは「日本伝統音楽のすばらしさを継承し、人材を育てていきたい」と小・中・高校生にも指導している。
 
 今年22回目の「五孔の夕べ」は、8月7日(土)午後6時半から、加古川ウェルネスパークアラベスクホール(加古川市東神吉町)で行う。料金は無料。岩本さんは「尺八は、今の子どもにとっては新しい感覚の楽器。多くの人に演奏を聴いてもらい、日本の音楽の良さを見直してほしい」

090(3711)5939



たつの市 ドイツで学んだ靴作り     靴工房 MAMMA
2010年6月号に掲載

 

 
菅野光弘さんは、靴作りを医学的な見地から考えるドイツで学び、23歳の時に靴職人の国家資格「ゲゼル」を取得した。一人ひとりの足に合わせた手作りの靴や中敷き製作のほか、履き慣れた靴を長く使ってもらいたいと修理にも力を入れている。
 
 完成するまでにはおよそ150もの工程がある。足の状態や使用目的、お客さんの希望を細かく聞きながら仕事を進めるため、完成まで2カ月近くかかる。サンダルやスニーカー、革靴などを扱い、価格は素材・製法によって異なるが3万円から。
 
 「足の形は左右で多少違い、少しの不具合でも健康に支障を及ぼすことがあります。持っている靴も、中敷きを敷くことで解消されるかもしれません」と菅野さん。以前、右手が動かしにくい人の注文を受けた時、脱着しやすいように両足とも左側にファスナーをつけた。履きやすくて助かると喜ばれ、今も修理しながら履いてもらっているという。
 
 「できあがった瞬間に一番充実感があります。今28歳ですが、さらに上級の資格をめざしてもう一度ドイツに行きたいです」と夢を語った。







 

加古川市 乗馬を気軽に楽しもう     志方西部乗馬クラブ
2010年5月号に掲載

 

約60頭 の調教馬を所有し、初心者から経験者、馬術大会出場選手までが訪れる。予約は不要で気軽に乗馬が楽しめ、ヘルメットの無料貸し出しもあって、ジーンズとスニーカーなどの軽装で騎乗できる。経験豊かなスタッフが、馬に乗る姿勢、進め・止まれの指示などの基本を教える体験乗馬もある。
 
 心身に障害を持つ児童に馬とふれあえる場を提供したいと、乗馬体験教室を昭和52年の設立当初から開いている。また、昨年からは姫路獨協大学医療保健学部が行っているホースセラピー教室にも協力している。
 
 スタッフの増田義勝さんは「皆さん学校や職場、家庭でストレスを感じておられる。ここがホッとできる癒やしの場になれば」と話す。
 
 会員の佐々木敬子さんは「スリルがあって、爽快。レベルに合った馬に自由に乗せてもらえるので、安心して楽しんでいます」と高砂市から週2回ほど通っている。「馬友(うまとも)とのおしゃべりも欠かせない楽しみ」だという。

加古川市志方町永室889-7 079(452)4778






姫路市 自然の美しさを感じながらボランティア   姫路グローバルワイズメンズクラブ
2010年4月号に掲載

 

 地域に根付いたボランティア活動を定期的に続けている「姫路グローバルワイズメンズクラブ」の活動は幅広い。ホームレスへの炊き出しを始め、カンボジアの子どもたちに歯ブラシを届けるなど、身近なところから海外にまで目を向けている。
 
 4月18日(日)には、3回目の「広峰環境クリーン作戦活動」を予定している。広峰山の参道から見える斜面に、ゴミがたくさん捨てられているのを、あるメンバーが見つけたのがきっかけで始めた。缶、ペットボトル、自転車、家具…。美しい自然を破壊する心ない人たちの行為にがく然としたという。
 
 当日は午前9時30分に広峰山上駐車場集合。ガードレールからロープを下ろして谷の底のゴミを引き上げたり、手作業でゴミを拾ったりする。世話役の三宅敬さんは「手伝ってみようという方は、どなたでも大歓迎です。老若男女は問いません。無理せずマイペースで作業してもらえればうれしい」と呼びかけている。弁当、飲み物、タオル、軍手は持参のこと。作業を約2時間した後、一緒に昼食を食べて交流する。


 090(1440)2918 三宅 







加古川市 加古川からジャズを発信     東播ジャズ倶楽部 2010年4月号に掲載

 

 昨年11月、「東播ジャズ倶楽部」設立記念に、ニューヨーク在住のジャズピアニスト・平木かよさんを招き、「ピアノトリオジャズライブ」を開催したところ、約100人の愛好家が集まった。事務局の塚原英成さんは「ものすごく燃えましたね。アーティストもびっくりするほどの熱いライブでした。加古川にこんなにたくさんのジャズファンがいたなんて」と思い出す。
 
 塚原さんは昨年9月、DJを務めている東播磨の地域FM局「BAN―BANラジオ」の番組で、「音楽を軸にした何か楽しいことをしたい」と呼びかけクラブをつくった。現在、20代から60代まで35人の会員が交流しながら、ジャズライブやCDコンサートといったイベントを企画している。6月19日(土)には「加古川駅前ジャズライブ」を予定している。
 
 インターネットのホームページでは、地域で行われる音楽情報や、初心者のためのジャズ入門、私的名盤ブログなど、ジャズへの思いやライブの感想がつづられている。「ジャズの名曲には、誰もが耳にしたことがある親しみやすいメロディーがたくさんあります。最初は有名な曲から聞き始めて、魅力を知ってもらえれば。ぜひホームページも参考にして下さい」。

079(422)8739 塚原  http://t-jazz.com/



   

加古川市 商店街の活性化をめざして   集合店舗 ホッターズ 2010年4月号に掲載

 

 
 加古川寺家町商店街に小林善明さんが集合店舗ホッターズを開いたのは4年余り前。間口が狭く奥行きがある店には、昭和をイメージした懐かしい雰囲気が漂い、雑貨、カフェ、駄菓子、衣類など6店が入っている。
 当初は話題になり、減っていた商店街の人通りも増えた。だが、人気は長続きはしなかった。それでも、毎月第一日曜には、のみの市を開き続けている。2カ月ごとの落語会は、笑福亭鶴瓶師匠の弟子、笑福亭銀瓶さんが毎回出演することもあって、いつも大入り満員だ。
 商店街は、高齢者のデイサービスの散歩コースでもあり、幼稚園児たちの買い物体験の場でもある。小林さんは、個人の力には限界があると、NPO法人「播磨夢づくり」を立ち上げた。「スポーツイベントもしたいと思っています。ここへ来てこそ味わえる付加価値のある催しで、仲間と力を合わせて昔の活気を取り戻したい」と意気込んでいる。

営業時間:10:00~18:00  定休日:木曜
加古川市加古川町寺家町346-2 079(422)9575





   


たつの市 生活の中の「楽しさ」を表現     山本 淳一郎くん 2010年2月号に掲載

 

 
昨年11月、たつの市御津町で開催された「じゅんとゆかいななかまたち」展。御津中学校2年の山本淳一郎君が描く書画は、色合いも内容も明るくほっと心が和む。
 
 「2歳の時、障害があると診断され、正直なところ今も戸惑いがありますが、興味があることを伸ばし、自己表現の手段につながればいいなと思って。それがペンを持って描くことでした。私たち親子は絵を通して会話を楽しんでいます」と母親の真由美さん。
 
 季節の移り変わりなど、物事のつながりを理解するのが困難な淳一郎君に、真由美さんは正月、節分、ひな祭りなど一年のイベントをする中で根気よく教えた。「生活の中に楽しいことがいっぱいあることを知ってほしかった。2年くらい前にやっとクリスマスにサンタが来ることをわかってくれました(笑)」。
 この展覧会の企画・運営に一役かったのが、真由美さんの友達。「彼の絵に元気をもらい、癒やされているんです。何でも前向きにとらえる淳くんが描く絵や言葉の素晴らしさを多くの人と共有したいと思って」。
 
 絵は市内のスーパーで野菜売り場のPOPやレシピにも採用された。そのことをきっかけに親子で野菜の勉強を始め、野菜の物語を作り、それが地元のボランティアグループの紙芝居となった。
 淳一郎君の一番好きな言葉は「笑顔」。どの絵にもたっぷりの笑顔が入っていた。



 

高砂市 主婦のエネルギーが地域を支える   はぎグループ 2010年2月号に掲載

 

 
高砂市北浜町に特別養護老人ホームが建設された10年ほど前、本城清美さんを中心とした近隣の主婦たちが「何かお手伝いできれば」と訪問したことがグループ発足のきっかけ。以来施設だけでなく、牛谷団地小地域福祉部会に所属し、地元の行事やさまざまなボランティア活動にも活発に取り組んできた。  
 
 メンバーは平均年齢65歳の16人。施設では、喫茶や花作り、イベントの手伝い、外出時の介助の他、入居者の散髪や3B体操、手芸教室、大正琴の演奏など、多彩な趣味や特技を生かした活動を行っている。「無理のないように計画するのが継続する秘訣ですね。みんな良い人ばかりで楽しいですよ」と本城さん。
 
 毎月施設から送られてくる計画表のそれぞれ参加できる日に名前を書き込む。「できる人がする」これが一番大切だという。
 
 昨年末には各種団体と協力して3世代交流会を開催。メンバーの家を開放して、餅つきやビンゴゲームなどを楽しんだ。高砂市立鹿島中学校のトライやる・ウィークを受け入れたり、今年からは災害支援ボランティアにも登録した。
 メンバーたちのあふれるパワーがそのまま地域の原動力となっている。

079(447)3460 本城

   




高砂市 ぼっくりんで町おこし       高砂市マスコット ぼっくりん 2010年1月号に掲載

 

 
ぼっくりんは、高砂市制55周年と(社)高砂青年会議所50周年を記念して昨年の3月に誕生。その愛らしさから高砂市や兵庫県の行事、幼稚園の誕生日会、学校の運動会などに引っ張りだこだ。遠くは奈良のイベントや彦根ゆるキャラまつりなどにも出かけていて「どこへ行っても子どもや女性、外国の人にも大人気です」と青年会議所の柿木貴智さん。
 
 地元企業による缶バッチ、ストラップ、和菓子や金太郎あめなどのぼっくりんグッズも多数あり、和菓子を作っている福助堂の福田裕文さんは「店に立つとみんながよく知っているのがわかりますね」とのこと。ぼっくりんソングや音頭もできて、夏の盆踊り会場も盛り上がったそうだ。振り付けつきDVDは高砂ブランド協会で無料でもらえ、着ぐるみの貸し出しもある。
 
 ほっぺに赤いミトンの手を当てる仕草が印象的なので、決めポーズですかと柿木さんに尋ねると「そう、かわいいでしょ。実はこれで頭が落ちそうになるのを押さえているんですよ」という苦労話も。

高砂ブランド協会
高砂市高砂町船頭町1305  
079(440)6500

   
 



小野市 全国1位の「成人式大賞」を受賞     小野市成人式実行委員会 2010年1月号に掲載

 

 
成人式を控え、各自治体では盛大な式典が予定されていると思うが、小野市では行政に頼らない「新成人による新成人のための成人式」が行われている。平成12年度から取り組んでいる会場参加型で、企画・運営をするのは新成人代表の「成人式実行委員会」。アイデアを取り入れた楽しい成人式が好評で、毎年約8割の出席があるという。
 
 平成15年度に「他の模範となるべき成人式」を選ぶ「成人式大賞(主催・新成人式研究会)」で奨励賞。以来受賞を重ね、第9回の昨年度は応募総数78件の中から県下で初めて第1位である「大賞」に輝いた。パンフレットや看板の製作から会場装飾、受付、進行まですべてメンバーたちが担当し、北京オリンピック出場選手の小林祐梨子さんとのトークショーやペンライトを使った大合唱、手作りビデオの上映など特色ある式典を展開。社会貢献の第一歩として、ポリオワクチン138人分にも及ぶ11万個のペットボトルキャップを回収した。
 
 今年は1月11日(祝)に開催。18人の実行委員たちが「添志創逢」をテーマに個性あふれる手作りの式典を企画している。
 
 「短歌のまち・小野にちなんで募集した『ハタチの短歌』の最優秀賞の投票や、恩師を囲んでの同窓会も予定しています。ペットボトルのキャップを持ってお越し下さい」と委員長の妙見健太郎さん。

0794(63)2445 小野市いきいき社会創造課 
  
 


加古川市 思いをすべて音に乗せて         オーボエ奏者 上垣 直哉さん 2009年12月号に掲載

 

 「オーボエは『白鳥の湖』のメロディーを奏でていることで有名な楽器で、ロマンティックで哀愁を帯びた音色がきれいです」と話す上垣直哉さん。姫路のオーケストラに所属する傍ら、ソロでも活躍している。
 
 10年ほど前から1~2年に1回の割合で続けているコンサートは赤穂ハーモニーホールや姫路パルナソスホール、稲美コスモホールなどで開催し、毎回多くの人が訪れる盛況ぶり。ロビーコンサートでは今月ヤマトヤシキ加古川店と兵庫県立考古博物館でクリスマスコンサートを予定している。「練習はもちろん、準備にもすごいパワーが要りますが、聞いてくれる人がいるから続けられます。自分の内面や思いがすべて音に出るので、演奏と共にその思いも一緒に楽しんでもらえたらと思います」。 
 オリジナルCD「Banana Key」に納められた曲がNHKニュースやテレビ朝日の天気予報のBGMになったり、FMラジオへの出演もある。弟子への指導やリード(歌口)の製作販売(2000円)もしている。

nao_ _ _ kun@yahoo.co.jp


オーボエとギターで奏でるクリスマス
日時:12月19日(土) 11:00~・13:00~
場所:ヤマトヤシキ加古川店7階ロビー特設会場
無料

日時:12月20日(日) 15:00~
兵庫県立考古博物館  無料  
 


播磨町 自分の思いを日本画に         野村 咲絵さん 2009年11月号に掲載

 

 物心ついた時から絵を描いていたという野村咲絵さん。県立明石高校美術科2年の時に、全国高校野球選手権大会のポスター用原画コンクールで金賞を受賞したことが美術の世界に進むきっかけになったという。その後日本画に出合い、その美しさと繊細な色彩に魅了され、京都精華大学芸術学部日本画科に入学。在学中に加古川美術展で理事長賞、播磨町美術展で町長賞、卒業後は、西宮市展や明石市美術展、全国公募川の絵画大賞展などで数々の賞を重ね、今年は曽祖母を描いた「冬の日」が兵庫県展3度目の入選に輝いた。3年前からは個展も開くなど幅広い活動を行っている。
 
 11月12日から18日までは加古川市民ギャラリーで、「野村咲絵 スケッチ展」を開催。作品は日本画の基本となるスケッチ画で、花や風景、人物など約20点。サムホールから10号までを展示する。
 
 「見て頂いた方に何かが伝わればうれしいです。これからも自分なりに表現していきたい」と話す野村さん。
 
 現在は個人や施設などで「出張講師」をしながら、自宅のアトリエで絵筆をとる。目下、学生時代に訪れたネパールの町を題材にした150号の大作「カトマンズ」を制作中だ。

078(942)8392

野村咲絵 スケッチ展
日時:11月12日(木)~18日(水)
場所:加古川市民ギャラリー(JR加古川駅内)
 

稲美町 「タブラ」でインドを聴く
      Mishra Ashwini Kumar(ミシュラ アシュウィニ クマール)さん
2009年10月号に掲載

 

 「インド音楽は楽譜がないので、相手の音を耳で聞き、アイコンタクトを取りながらその場の雰囲気や気持ちで音楽を作り上げます。インドの古典楽器タブラは太鼓の中でも一番音が多く、技術がいる楽器なんですよ」と流暢な日本語で話すミシュラさん。
 
 タブラ奏者で、10年前からヨーロッパやアジア、日本でコンサートを行っていたが、4年前、結婚を機に来日。拠点を妻のめぐみさんの実家がある稲美町に移し、タブラ教室や演奏活動などを行っている。
 
 タブラはコップ型の木にヤギの皮を張った手作りの太鼓で、手のひらや指でたたいて音を出す。金属製の太鼓と対になっていて、打つ場所やテクニックでさまざまな音を使い分ける。弦楽器のシタールやバンスリー(笛)などとセッションすることも多く、9月からはインドの弦楽器「サーランギー」奏者・サンギートさんとの共演で、関西を中心に約1カ月半にわたってコンサートを行っている。10月6日(火)には神戸の「島田ギャラリー」で開催する予定。
 
 「ニックネームはチントゥです。稲美町のインド・ネパール料理店ビレッジのマネージメントもしており、時々店にいるので、ぜひ遊びに来て下さい」

080(5632)4645      http://music.geocities.jp/chintu_mishra5/


赤穂市 老いてなお上達し続ける版画の腕前    竹田 忍さん 2009年10月号に掲載

 

 67歳で版画教室に入り、以来6年半の間に仕上げた30点余りを展示した竹田忍さんの作品展が、8月に開催された。赤穂の秋祭りの屋台や獅子舞、坂越の舟祭りなど地元の文化を画題にした作品を中心に、美人画や風景画が並ぶ。一番多いもので10版23色刷りと、作品が完成するまでの緻密で根気のいる作業がうかがえる。
 
 まず画題を決めたら、あらゆる角度から写真撮影をし、構図を考え下書きをする。色を決めて彫り上げ、版を作り、水彩絵の具を使って多色刷りしていく。「彫りが一番好き。阪神タイガースがリードした試合をラジオで聞きながら作業したらはかどるんです(笑)」と竹田さん。
 
 昔から版画や浮世絵には興味があり、50年ほど前に壊した大屋町の生家を版画で再現したいという思いが始めたきっかけ。習い始めて4年目の一昨年、日本を代表する版画の公募展日本板画院主催の「板院展」に初出展し1点が入選。昨年も1点、今年は2点が入選を果たした。今後の画題は、地元・赤穂市の街角の風景や泉岳寺と花岳寺、ふるさと・但馬のコウノトリなど思いは尽きない。
 
 「今回は坂越の皆さんに大変喜んで頂いた。少しでも町おこしの役に立てるような作品ができたら、喜びにつながります。今もまだ少しずつでも上達していること、それも私の自慢です」と竹田さん。加齢してさらに輝きを増す作品には、地域の文化を盛り上げる魅力がいっぱい詰まっていた。

0791(43)2791




高砂市 コンサートやコンテストで活躍  CRAZY BOMB Jr 2009年9月号に掲載

 

 今年5月に開催された南港ダンスフェスティバルで準グランプリ、西宮のダンスコンテストでは県知事賞と、続けて賞に輝いたCRAZY  BOMB Jrの村上李夏さんと小瀧涼太君。今年コンビ結成後、初めての快挙とあって喜びもひとしおだ。李夏さんは小学6年、叔母が経営するサヤカダンスプロジェクト(姫路市)に3歳で入会した。5年の涼太君は2歳で入会。母親同士が友人ということもあり、二人はいつも仲良く息の合った演技を見せる。
 
 とにかく踊りが好き。ヒップホップからバレエ、ジャズ、ロック、ブレイクと幅広いジャンルをこなす。学校から帰ると宿題を済ませてすぐにスタジオに通う。日曜ともなるとリハーサルやイベントが待っていて、ほとんどがダンス漬けの毎日だが「少しも嫌にならない。踊っている時が一番楽しい」と話す。 昨年、スマップのコンサートにアクトダンサーとして共演した涼太君は、今年もTRFや浜崎あゆみらが参加する「a-nation"09" 夏の祭典」に出演が決まり、忙しい夏休みを過ごした。
 
 リーダー役の李夏さんと、小さな体で熱い闘志を秘める涼太君。将来の夢は「ダンサーになりたい」「劇団四季で踊る」とのことで、一歩一歩前進している。

    

姫路市 まちに楽しい歌声を響かせよう   山田 直毅さん 2009年9月号に掲載

 

 プロのシャンソン歌手であり、ボーカル教室講師、ピアノ調律師、コンサート企画など多彩な音楽活動を行う山田直毅さんが、10月25日に清交倶楽部総社店で「100人の新・歌声喫茶in姫路」を開催する。

 歌声喫茶とは1950~60年代に大流行した喫茶店で、指揮者の役目も果たす「歌声リーダー」に合わせてロシア民謡や唱歌、童謡、歌謡曲などを客が合唱するというものだ。門下生の谷口喜久美さんが福崎町の自宅で歌声サロンを開いており、そこに集い歌う人たちの生き生きとした表情を見て感激した山田さんが、姫路市内にも歌声喫茶を復活させ、音楽を通して地域を元気にしたいと企画した。

 山田さんが歌声リーダーを務め、ゲストには叙情歌を得意とするソプラノ歌手の竹本和美さんを迎える。懐かしの昭和歌謡「青い山脈」や平成のヒットソング「千の風になって」、フォークソングやカンツォーネ、シャンソンなどを歌う予定だ。「歌声喫茶を知らない世代も気軽に参加してほしい。みんなで心を合わせて気持ち良く歌い、日頃のストレスを発散してもらえたら」と呼びかけている。

100人の新・歌声喫茶in姫路
日時:10月25日(日) 14:00~
場所:清交倶楽部総社店1F長生殿(姫路市総社本町)  料金:3000円(ケーキセット付き)

079(252)2505   eforte3@yahoo.co.jp
 

赤穂市 めざすは全国大会上位入賞 赤穂市女性消防隊 AKO FIRE TEAM SAKURA 2009年9月号に掲載

 

 10月に横浜市で開催される、全国女性消防操法大会の兵庫県代表として出場するために結成された赤穂市女性消防隊。看護師や主婦など20代から40代の女性10人が、大会に向けて厳しい訓練を積んでいる。

 全国47都道府県の代表が参加するこの大会は、きびきびと全体がそろった所定の基本動作で、消防ポンプを操作しホースを延長して、いかに早く標的に放水するかを競うもの。規律と動作とスピードが審査対象になる。

 訓練が始まったのは今年2月。週1回の訓練が6月からは2回になり、10月に入ると一日置きになる。取材日も消防職団員による基礎訓練、大会に向けた操作訓練を受けていた。手足の動き・姿勢はもちろん、一つひとつの動作は全国統一マニュアルに基づくもの。各自の動作や一連の流れを何度も確認して、また繰り返す現場には、一種の緊張感が漂う。リーダーの神崎直美さんは現役の看護師。「看護師と救急は関連があるし、以前から興味があったので、職場の仲間と応募しました。チーム一丸となって上位入賞をめざします」。

 「大会が終われば、県代表としての任は解けますが、その後は女性消防団員として、後方支援など女性ならではの活動を望んでいます」と赤穂市消防団団長の望月昌次さん。

 周りの期待を一身に受けて全国大会に臨む。がんばれ!SAKURA!





加古川市 どこへ行くのもウクレレとバイクが一緒   
              シンガーソングライター ヤギリンゴさん
2009年8月号に掲載

 

 甘くハスキーな声にウクレレの音色が心地良い。「交通手段はほとんどバイクでどこに行くのもウクレレを持っていきます」と話すヤギリンゴさん。ライブハウスを中心に神社や寺、銭湯などさまざまな場所で弾き語りをしている。歌詞が先にできて、ウクレレを弾きながら鼻歌のようにメロディーを作っていくのだそうで、一度聞いたら耳に残り口ずさめるなじみやすさがある。
 
 小学校の音楽教師を経て、東京の音楽事務所でボイストレーナーとしてプロの歌手にも指導した。今もヤギ楽器東加古川店でウクレレとボイストレーナーの指導を行い、高砂市のマスコット「ぼっくりん」やヤギ楽器のテーマソングも作っている。
 
 目標を口に出すようになってから活動の場が増えて、メジャーで活躍する人のライブに参加したり、FMラジオの番組も始まった。「東京は良い刺激になり、音楽を通じて人間関係が広がりました。地元でも人とのつながりは大切にしています。阪神ファンなので、甲子園でライブをするのが夢なんです。今は、今年中にCDが出せたらと準備しています。そして、やっぱりメジャーデビューしたいです」。
          
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=yagiringo

FMみっきぃ(76.1khz) 「ヤギリンゴのウクレレパラダイス」第1・3・5週 火曜日12:30                   
  
 
姫路市 素晴らしい古典芸能を継承  伝統文化こども能楽教室 2009年7月号に掲載

 

 「伝統文化こども教室」は、伝統文化のうち、子どもが体験・習得することが適切と認められる分野において行われるもので、この能楽教室もその一環。文化庁から委託を受けた(財)伝統文化活性化国民協会の協力を得て開催される。
 
 夏休みを利用して行われる能楽教室の講師は、重要無形文化財総合指定保持者の能楽師・江崎金治郎さんと息子の敬三さん。「能は劇団四季みたいなもの、狂言は吉本新喜劇みたいなものと、子どもたちにまず教えます。親しみを感じてくれるでしょ(笑)」と金治郎さん。
 
 教室では、声の出し方や扇子の持ち方はもちろん、足袋のはき方、着物の着方などを教える。最終回には浴衣を着て舞台発表もする。「難しいことは言いません。子どもたちが雰囲気を楽しんでくれたらそれでいい。能は誰でもできることと思ってほしいですね」。今年は姫路市と赤穂市の全3会場で開催される。申し込みは往復はがきで。対象は小学生、定員は各20人。参加費は無料。
  
〒670-0974 姫路市飯田3-250-2  079(235)9711 江崎

・飯田公民館(姫路市) 7/23より 毎週月・木曜
・谷内公民館(姫路市) 7/25より 毎週火・土曜
・赤穂ハーモニーホール(赤穂市)7/23より 毎週月・木曜
(各会場お盆を除く)


     
姫路市 「回想かるた」でいきいき笑顔に  認知症予防教室 一輪会代表 田中 孝史さん 2009年6月号に掲載

 

 「おくどさん 朝もはよから母がいる」「ああ来たぞ アイスキャンデー ラムネ売り」
 
 昭和2030年代のどこにでも見られた日々の暮らしを読み札に、当時の日用品や建物の写真を取り札にして「回想かるた」を作成した田中孝史さん。始まりは「この人の笑顔が見たい」という思いだった。
 
 民生委員となって11年になる田中さん。高齢者と接する機会が多く、中でも認知症が始まり、表情の少なくなった人を見る度に「何かできることはないか」と考え生まれたのがこのカルタだ。趣味で撮りためていた写真が大いに役立った。普段おとなしく無口な人が、カルタを見て、当時を思い出しポツリと話し始め、笑顔が返ってくる。その喜びが田中さんの原動力になっている。
 
 「一人で取り札を見るのも良いし、仲間とカルタをすることで、思い出を共有し、脳の活性化につながればうれしいです」と田中さん。カルタは大判で、文字も大きく読みやすく取りやすい。ディサービス施設や認知症予防教室での利用者の反響は上々だ。
 
 価格は送料別で1200円。申し込みは田中さんまで。 

079(245)8527

        

  



     

福崎町 地域に根ざしたライブコンサートを   ハートフルシンガー谷口喜久美さん 2009年6月号に掲載

 

 歌と共に生きる谷口さんの人生が始まったのは今から約20年前。小学校のPTA活動の一環としてコーラスをするうちに、みんなで一つのものを作り出す楽しさや声を出して発散する心地良さに魅力を感じ、夢中になった。
 
 50歳を目前にした時、ふと立ち止まり、もう一度初心に戻って歌で自分の思いを表現したいとソロ活動へ転向。しかし、なかなかうまく表現できない、楽しいはずの歌が楽しめないという苦悩から葛藤の日々を送ることに。そんな中、歌を聞いた人たちの「励まされた」「自分もがんばってみようと思った」などの声によって、歌は人の心を動かし、元気づける力を持つ素晴らしいものだと痛感し、前向きに進んでいこうと心を決めた。
 
 みんなで楽しめる場を提供するために、昨年10月から「ピンポン・マムサロン」という名のホームコンサートを企画、月1回(第3日曜・午前10時~12時)、シャンソン・ポップス・童謡・叙情歌など幅広いジャンルの歌を披露している。
 
 「天職といえばおおげさですが、私には歌が命です。自宅だけでなく、ボランティアとしていろんな所で歌っていますので、気軽に声をかけて下さい。共に活動してもらえるスタッフやピアニストも募っています。歌を通して役に立てることの輪が広がればうれしいですね」と谷口さん。

神崎郡福崎町南田原2957-1   0790(22)5761

        

  



      
加古川市 ねらうは日本一   岡本 良太郎さん 2009年6月号に掲載

 

 5月、奈良トライアルマウンテン(奈良県宇陀市)で開催された「ダイドーロッククローリング・エクストリーム」の第1戦。年2回の開催で2人1組で挑むこの競技。四駆(四輪駆動車)に乗る者にとっては夢の舞台というこの全国大会の最高クラス(スーパーモディファイクラス)で、加古川市在住の岡本良太郎さんが、3位に食い込み、ストッククラスでは見事優勝を飾った。
 
 クローリングは「はいずり上がる」という意味で、ロッククローリングは、四駆でしか走れないような岩場を走破する自動車競技のこと。日本へは平成17年に、アメリカからやって来た。岡本さんは同年11月に初参戦をしたものの結果は最下位。「自分の運転技術の未熟さや、マシンレベルの違いを非常に感じた悔しい戦いでした」と振り返る。稲美町で中古車の販売会社を営みながら合間をみてはコツコツと車を作り上げる日々。巨岩を前に勇気と知恵も試されるが、今では入賞を繰り返し、昨年5月のスーパーモディファイクラスでは、国内外で活躍する有名選手に次いで2位となった。
 
 「もともとジムニーという車好きが高じて今に至ります。国内ではさまざまな大会がありますが、特に思いが強いのは全国から実力者が集まるこの大会です。ベストで挑んでも何が起こるかわからない。それが大変でもあり楽しいところでもあるんですけどね」と語る。今後の活躍が期待される。

(有)AUTOリライアンス    079(496)5656   http://www.auto-reliance.com                 
 

姫路市 情緒豊かなハワイアン 哀愁のムード歌謡を   レイ齊藤とブルー・スターズ 2009年6月号に掲載

 

 ハワイアンとムード歌謡を中心とした幅広いレパートリーを持つ「レイ齊藤とブルー・スターズ」は、リーダーでスチール・ギター担当のレイ齊藤さんとボーカルでパーカッション担当の八尾敏明さんが学生時代にバンドを組んだことから始まった。「当時は和田弘とマヒナスターズの全盛期。文化祭に出演し、このまま続けてやろうやということになった」と八尾さんは振り返る。
 
 平日は会社員、週末になると歌声喫茶やダンスホールに出演。昭和46年にはオリジナル曲「姫路の夜」をテイチクレコードからリリースし、ナイトクラブの専属になるも、メンバーの転勤などで自然解散となった。齊藤さんが定年退職し姫路に戻ってくると「みんな元気に生きとった(笑)」そうで、解散時のメンバー5人で平成16年、25年ぶりに再結成。誰一人として演奏活動を続けていなかったが、すぐに元の感覚を取り戻したという。
 
 2年前にはボーカル・キーボードの竹中きょう子さんが加わってさらにレパートリーが増え、デイサービスや夏祭り、結婚式や商店街の催しなどで、息の合った歌声と演奏、軽妙なおしゃべりを聞かせる。「いろんな所へ出かけ、演奏したい。いつでも声をかけてほしい」と練習にも熱が入る。

079(289)2112 齊藤            







姫路市 初夏の味わい 完熟ビワ   大谷 尚志さん 2009年6月号に掲載

 

 ノジギクの自生地で知られる姫路市大塩町の馬坂峠。ここに大谷尚志さんが丹精込めて育てているビワ園がある。今年も一つひとつにかけられたピンクや黄色のカラフルな袋が山の中腹を彩り、たわわに実ったビワの実が収穫の時期を迎えている。
 
 20年ほど前、さまざまな薬効があるビワを使って、薬用酒を作ろうと思ったのが始まり。今では早生からおくてまで約30本近いビワの木が植えられ、一年中手入れに追われている。収穫時には近くの保育園に開放したり、友人、知人に分けたりしていたが、年々量が増え、とても一人では整理ができないほどになった。そこで一般に販売することにしたという。
 
 期間は6月10日(水)から下旬まで。現地でもぎ立てを販売する(要予約)。無農薬で、値段も市価の半分ほど。自分で採るのも可能だが、「傾斜地なのでできるだけ安全に気を付けてお願いします」と大谷さん。
 
 太陽の光をいっぱいに浴びたビワの実。もぎ立てならではのおいしさを味わってみませんか。

090(3491)6422            


加古川市 空手の先生は陶芸家   陶芸家 石黒 雄一さん 2009年6月号に掲載

 

 昭和58年から5年間、ヨーロッパで空手の指導をしながら全仏大会に出場したり、キックボクシング大会でも優勝したりと活躍していた空手家の石黒雄一さん。指導者として招き入れたいというモナコ公国からの誘いを断り、陶芸の道を選んだ。
 
 「多くの欧州人から日本について聞かれ、歴史や文化を繰り返し話すうち、改めて日本を見つめることができました。向こうで、色鍋島(日本の伝統工芸)を目にした時に、焼き物をやりたくて帰国しようと決意しました」と石黒さん。
 
 帰国後の平成元年から岡山や京都で学び、同7年には自宅にアトリエ「纔有梅花堂」を構えた。入賞や入選など受賞回数も多い。  「空手では華々しいこともあったけど、焼き物は思い通りのものができない。心の勝負は空手も陶芸も同じです。体力や集中力も空手をしていたからこそ。執着心や虚栄心、また欲望を除けば良いものができると感じています」。
 
 空手は現在80人ほどの弟子を持ち、神戸市西区と加古川市で指導している。   

http://www9.ocn.ne.jp/~zanyu/index.html(創作陶器zanyu梅花堂) 



     




         
     

宍粟市 築き上げられた熟練の技を観賞しよう   さつき祭り 2009年5月号に掲載

 

 宍粟の初夏恒例の「さつき祭り」。サツキの展示・販売が人気で、鳥取や京阪神からバスで訪れる人も多いそう。旧山崎町では、町を挙げて町花であった「サツキ」の栽培を進めてきた経緯があり、販売用の鉢は、町内の愛好家が丹精込めて育てたものばかり。展示コーナーにも素晴らしいい枝ぶりの作品が並ぶ。また、剪定や鉢替えの時期など、育て方を指導するコーナーも好評だ。
 
 会場では、特産品の販売や木工体験教室他、約40ブースの出店や、多彩なステージイベントなども行われる予定。「今年は、企業を始め各団体にPRをしてもらうような内容の舞台や産業展も企画しています」と商工観光課の前田太志さん。
 花と緑と物産展も楽しめる祭りにぜひ出かけてみよう。  



    

太子町 情緒ある切り絵の世界   冨岡 宏行さん 2009年5月号に掲載

 

 定年退職後の時間を活用し、指先を器用に使って切り絵を楽しんでいる冨岡さん。黒い画用紙の上に張り付けた下絵の線をカッターナイフで切っていき、裏側からさまざまな色和紙を張って美しい作品に仕上げる。下絵のデザインは気に入った風景を撮った写真をもとにすることが多い。
 
 「城や土蔵といった建物が絵になりやすいですね。細かい部分の表現に迷ったり、和紙で自然の色を出すのに苦労したりしますが、それだけに実際に風景と近いものができあがった時はとてもうれしいです」とのこと。現在も月2回の「きりえ」教室に通い、3カ月ほどで一つの作品を完成させる。「元気な限りはマイペースで続けていきたいと思っています」。          











   







加古川市 超マジックの世界を披露   club Dogether 2009年5月号に掲載

 

 介護施設で働くJitterubag 中井さんがマジックを始めたのは、お年寄りに楽しんでもらえたらと思ったのがきっかけ。友人と独学で練習し、平成16年に「club Dogether 」を結成、活動を開始した。メンバーは他にMr.D、cm2、PaPa Drunker、KO-G SkyWalkerと、アシスタントとして中井さんの妻・キャサリンさんや子どもたちの8人。
 
 中井さんは テレビでおなじみのプロマジシャン「ムッシュ・ピエール」にあこがれ本格的な修業を積み、現在は大阪・北新地のマジックバー「バーノンズ・バー」に出演中。他のメンバーもそれぞれに県内外で活躍するプロのマジシャンたちだ。ロープやカード、リングなどを使い華麗な技を披露している。
 
 「技術、心理効果、話術を駆使します。臨場感あふれる超マジックの世界を楽しんで下さい」とメンバーたち。結婚式やイベントなど、多数の公演依頼があるという。拠点となっている居酒屋「満天」ではオーナーのPaPa Drunkerさんが毎日マジックを披露しており、4月からは「マジック教室」も開催していて、教室生を募集中。12月には発表会を兼ねてクリスマスディナーショーを行う予定。

満天 加古川市尾上町安田298-12  079(426)0260 


上郡町 音を重ねた美しさに魅せられて   リコダーアンサンブル・ドルチェ 2009年5月号に掲載

 

 「リコーダーアンサンブル・ドルチェ」は上郡町在住の音楽が大好きな主婦8人で結成されたグループ。
 
 ピアノ講師の香山美穂さんが子育て仲間に呼びかけて始めたのが14年前。現在は練習を重ね、クラシックや童謡、ポップスなど約50曲のレパートリーを持つ実力派グループに成長した。ソプラノ、アルト、テナー、バス、そして約2m近くあるグレートバスリコーダーがさまざまなメロディーを織りなす。ある時は重厚に、またある時は心が浮き立つほど軽やかに、そして聞き手の心に深く染み入るようなブルースも聞かせてくれる。息がぴったり合った演奏からは、今まで知らなかったリコーダーの奥深さや音の豊かさが感じられる。
 
 昨年9月「西日本リコーダーコンクール」で最優秀賞を受賞。3月には「第30回全日本リコーダーコンテスト」に出場し、チャールトン作曲の「アイディール・ワイルド組曲」を演奏、銀賞に輝いた。
 
  「リコーダーは誰でも吹いたことのある身近な楽器です。柔らかな音色、響きの美しさを知ってもらい、もっともっとリコーダーの魅力を伝えたい」と香山さん。最近は学校や高齢者施設での演奏も増えた。今後も上郡町から全国レベルの演奏を届けてくれることだろう。    




    


姫路市 こんなに楽しいジャズもある   お好み焼き風ジャズバンド Pistachio55g 2009年5月号に掲載

 

 ピスタチオ55gは、トランペットのshigel ギターのhamaG 、ベースのtetsu とドラムスのhossyの4人で編成された、気さくな平均年齢34歳のアマチュアジャズバンド。キャッチフレーズである「お好み焼き風」には、ジャズを難しく考えず、自分たちなりにアレンジ、解釈した形で表現する意が込められている。
 
 「こんなジャズもあるんだということを知ってもらって、僕たちの音楽がジャズを知る入り口になれたらうれしい。気軽に、お酒を飲んだり、会話を楽しみながら聞いてほしい」と語るshigelこと藤田茂さん。
 
 結成5周年の昨年7月にCDを自主制作した。現在、姫路を拠点に神戸、大阪、岡山のクラブやホール、カフェなど、月に1~2回のペースでライブをこなしている。また、結婚式などにも機材持ち込みで演奏してくれる。問い合わせはホームページから、「ピスタチオ55g」で検索。
 
 「他のバンドにはない魅力あるものをめざしながら、60歳になっても今のこの感覚を持って、長く音楽に向き合いたい。楽しむ事を第一に、人との出会いを大切にし、気軽にそして真剣に続けていきたい」とメンバー。 

http://www.geocities.jp/pistachio55g/
http://www.geocities.jp/pistachio55g/i/(携帯HP) 
        

姫路市 母を見つめた詩集『ほどらいに』を出版   西川めぐみさん 2009年4月号に掲載

 

  人柄そのままの温かい作品を発表している姫路市在住の西川めぐみさんが、昨年11月、6作目の詩集『ほどらいに』を出版した。
 
 子育てを終えてから詩作を始め昭和63年に最初の詩集『赤いつぼみ』を出版。以来、『櫛』『ドアがひらくまで』『つくろい』などを出し、平成11年にはホームヘルパーの仕事で出会ったお年寄りとの交流を描いた『田尾さんの耳』が姫路地方文化団体協議会文化賞の「黒川緑朗賞」に輝いた。この詩集がきっかけとなり、賢明女子学園で介護や福祉の講師を務めたこともあったという。現在「姫路文学人会議」「播磨詩話会」「兵庫県現代詩協会」会員でもある。
 
 『ほどらいに』は90歳を迎える母と、そんな母をやさしく見守る娘とのふれあいをつづった作品集で、「ほどらいに」他35編が収められている。挿絵は文芸日女道のカットを担当している娘の大村佳恵さん。「ほどらい」は程合い、程度といった意味で、道端の草を愛する母の素朴な日常生活が、地元の方言を通して生き生きと表現されている。
 
 「今まで本当に好きなことをさせてもらって家族には感謝しています」と西川さん。詩集は姫路市の図書館や小・中学校にも寄贈されている。       






 

相生市 ウェブラジオで地域活性化に一役   相生らじお 2009年4月号に掲載

 

 相生らじおは、インターネットで聞くことのできるラジオ番組。代表の出口勤芳さんら有志の市民グループが昨年2月に立ち上げた。相生市看護専門学校の学校祭の模様をテーマに第1回の放送をし、以後月に1~2本アップしている。
 
 番組は約15分間。取材ルポ、インタビュー、フリートークなど形式はいろいろだ。毎月の番組制作委員会では、企画や役割、自分の思いなど、活発に意見が交わされる。「廃校になった校歌や地域の遺産として残したい情報を、音声や映像で伝えたい。情報拠点であると共に、コミュニケーションツールとして利用してもらえる番組作りをしたいですね」と話す出口さん。
 
 現在メンバーは12人。シネマクラブ活動をしていた人、司会業、ウェブラジオ制作経験者、主婦などさまざま。「今後は自分のやりたい企画でそれぞれがコーナーを持てるようになればと思います」と出口さん。一緒に番組を作る仲間を募集中だ。

http://aioi-radio.seesaa.net/
aioi_radio@24.am          


姫路市 匠の技 牛革漆塗り 黒桟革   革製竹刀付属の専門店 坂本商店 2009年4月号に掲載

 

  初代は大正末期に岡山で武道具製作を始めた。現在は3代目となる坂本弘さんが後を継ぎ、剣道竹刀の持ち手部分・柄革や、胴胸にあたる革の部分を製作している。  
 革の中でも最高級といわれる黒桟革。坂本さんは、日本に数人しかいない黒桟職人の一人である。黒桟革はなめした革に生漆を塗り、湿度を保ちながら乾かし、再び生漆を塗り光沢を出す手法で作られる。
 さらに、環境と人にやさしい革で柄革を作りたいと、思考錯誤を繰り返して繊維製品のエコラベル「エコテックス規格100 」に合格し、有害物質を含んでいないことが保証された。また、原皮は国産黒牛にこだわる。国産黒牛の革は目が詰まっていて硬く、痛みにくく伸びにくい性質があり、剣道防具に適しているのだ。原皮から製品に至るまで、一貫して自社製作。手縫い部分は奥さんの担当だ。
 「インターネットでの商品の紹介と販売に加え、剣道大会会場に出向いての販売で、お客さんの生の声を聞くことができ、喜んで頂けることが何よりの励みになる」とご夫妻。
 平成20年のレザーコンテストで審査委員長賞を受賞し、鞄の生地としても坂本さんの黒桟革は注目を浴びている。「柄革屋・坂本商店」と検索すれば、ホームページで色や柄なども見られる。

姫路市花田町小川367-1  079(252)3050 
http://www15.plala.or.jp/show-miyabi/